私の人生初めてのワークショップは、岐阜県現代陶芸美術館(2011年)。
『陶芸のある風景』というタイトルで、参加者それぞれの『写真と物語』を作成し美術館に展示するという内容でした。

初めてが美術館。
準備にも多くの時間を費やしましたし、とても緊張しましたが、
写真集を見て直接お手紙をくださった学芸員の方と一緒にワークショップを行なってよかったと思っています。

美術館は生涯学習や教育普及の意味合いが大きいので、 危険をともなわない限り「Noと言わない」ということが前提としてあります。
このことは、現在でも私がワークショップを行う上でとても大切にしていることのひとつです。

『表現』とか『個性』というとなにか特別なことのように思うかもしれませんが、
誰にでも存在し、多くの方はその事に気付いてないだけだと私は考えています。
或いは、気付かないうちに自分自身で表現の桎梏をしているのだと思っています。

個性とは誰かと違うことではなく、好きなものや自分にできることを突き詰めていった後に残るもの。だと思っています。


私は対面ではお話できても、人前で話す事が苦手です。。。
でも、参加者の写真を見たとき、結構冷静な気持で臨むことができました。

同時に「そうか、私の写真も人はこんな風に冷静にみているんだ」と気付き、とても気持ちが引き締まったことを強く覚えています。
発言した言葉はすべて自分に返ってくる、と。

私のワークショップが厳しいかどうかは、他の方と比べた事がないのでわかりませんが、
すべて自分に返ってくると思っている人間なので、優しいほうだと思います。(たぶん)

参加者の写真を見てお話を聞いて、その人自身のやりたい事を引き出し整理して行きたいと思っているので、最低でも1人30分くらいの時間を必要としています。
アドバイスはきちんと行いますが、参加者自身が考えた末の意思が見えた場合、割とあっさり引くタイプだと自分では思っています。

厳しくいろんな課題を与えて欲しい方は、予めお伝え下さい(笑)。


現在、日本橋小伝馬町にあるアイアイエーギャラリーでは、フォトレビューの参加者を募集しています。
11/5(土)13:30〜です。
 (Click!) 

好きなものがある程度見つかり写真がたまっている方は、A4 20枚程度にまとめてお持ちください。
アザーカットたっぷりは大歓迎です。

好きなものがよくわからない方は一緒に見つけていきましょう。

そして、自分の表現が上手くまとまってなかったり言葉にできない方は、手を動かしてみましょう。
自分なりにセレクトとプリントを繰り返して、複数枚のかたまりを作ったものを持ってきてください。
そのかたまりを膨らましていきましょう。

『写真を言葉にするか』、『言葉を写真にするか』は、人それぞれです。
自分に合うやり方を見つけていくことが、作品をまとめることへ近づいていくと思っています。